コミカルな役からシリアスな役までは幅広い役柄を演じることが多い岸部一徳さん。
これまで数多くの作品に出演し、間違いなく日本の名俳優＆名バイプレーヤと言っても過言ではないでしょう！
そんな岸部一徳さんの若い頃がイケメンすぎる！ということで、今回は、岸部一徳さんの若い頃の画像や現在について紹介していきます。
岸部一徳の若い頃がイケメンすぎる！
では、早速岸部一徳さんの若い頃の画像を見ていきましょう！
『サリーとプレイボーイズ』結成：1965年18歳
中学校時代に後のバンドメンバーになる瞳みのるさんと知り合い、高校時代には瞳みのるさんの友人だった森本太郎さんや加藤かつみさんと出会い、4人で遊ぶようになった岸部一徳さんは、1965年1月に、大阪で開催された『ベンチャーズ』のコンサートを4人で観に行ったことをきっかけに、バンド『サリーと往来ボーイズ』を結成。
結成理由は、女の子にモテたかったからでした。
岸部一徳さんはベーシストとして、主に『ベンチャーズ』などのエレキインナストナンバーを演奏していたそうなのですが、パーティー券を売ってはダンスホールでの演奏を繰り返すうちに、これまでにあまりなかったスタイルから、たちまち人気を博すように。
ちなみに、バンド名の『サリー』は岸部一徳さんのあだ名だそうですよ！
そんな当時の岸部一徳さんがこちら！
イケメンというより可愛いという印象の方が強いかもしれませんね！
『ファニーズ』結成：1966年19歳
1年程度、『サニーとプレイボーイス』として活動していたのですが、1966年には、京都のダンス喫茶『田園』でステージに立っていた沢田研二さんをスカウトし、『ファニーズ』を結成。
その後、11月には上京し、グループ名を『ザ・タイガース』に変更しました。
当時の岸部一徳さんがこちらです！
目がキリっとしとり、ロン毛イケメンという感じですね！
『ザ・タイガース』として、発表した4枚目の楽曲『君だけに愛を』で一気に頂点へ上り詰め、以降解散まで『GSの王者』として君臨していました。
その後、メンバーの脱退があったことから、岸部一徳さんの実弟である岸部四郎さんを加入させ、活動。
そして、1971年1月に日本のミュージシャンとしては初の単独日本武道館公演となった『ザ・タイガース・ビューティフル・コンサート』をもって解散しています。
俳優としてのイメージが強い岸部一徳さんですが、芸能活動を開始したきっかけがアーティストということで、驚いている方も多いのではないでしょうか！？
『PYG』結成：1971年24歳
ザ・タイガースを解散した後は、元タイガースメンバーだった沢田研二さん、元テンプターズの荻原健一さん、大口広司さん、元スパイダースの大野克夫さん、井上堯之らとバンド『PYG』を結成しました。
当時の岸部一徳さんがこちら！
長髪の岸部一徳さんですが、この画像が俳優の高橋一生さんに似ており、イケメン！と話題になりました！
向かって左が高橋一生さんで、右が岸部一徳さんです。
確かに似ていますよね！
ネット上でも似ているという声が多数あがっていました。
若い岸部一徳の高橋一生感。
— タカハシ サバ (@sabataro299) September 11, 2017
昔の映画を観てるんだけど高橋一生って若い頃の岸部一徳に似ているね。 pic.twitter.com/53e3w4Tf6u
— ビキ (@biki203) March 3, 2017
高橋一生さんと岸部一徳さんが似ているという声が多くあがっていることから、2人は顔の系統が似ているのかもしれませんね！
長らく『PYG』として活動していたのですが、既に当時から俳優として活躍していた荻原健一さんの俳優業としての活動が多忙で、音楽活動への参加が難しくなったため、1972年の秋に解散することになりました。
ドラマ『悪魔のようなあいつ』俳優デビュー：1975年28歳
バンド活動を続けていた岸部一徳さんですが、1975年に久世光彦プロデューサーの薦めで『悪魔のようなあいつ』に出演し、本格的に俳優デビューを果たすことに。
当時の岸部一徳さんはこちら！
このドラマは沢田研二さんが主演ということで、長らく親交があった岸部一徳さんにも声がかかったのでしょうね！
初のドラマ出演にも関わらず堂々としており、かっこいいですね！
『ザ・タイガース』再結成：1981年34歳
30代は、俳優活動を継続しつつ、バンド活動も続行。
1981年には『ザ・タイガース』を再結成させ、1983年まで続けました。
当時の岸部一徳さんがこちら！
長かった髪の毛をバッサリ切り、可愛いイメージからかっこいい大人の男性というイメージに変わりましたね！
映画『死の棘』：1990年43歳
1990年43歳の時には、映画『死の棘』に出演し、主演を務めました。
夫の不倫を糾弾・尋問し、神経がくるってしまった妻を題材にした私小説で、極限状態で結ばれた夫婦が、断絶の危機に合い、絆を取り戻そうとする様を情感豊かに描く人間ドラマとなっています。
目力があり、かっこいいですね！
この作品で、不倫をする夫役を岸部一徳さんが、精神崩壊していく妻を松坂慶子さんが演じ、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。
さらには、カンヌ国際映画祭でもグランプリを受賞し、高評価を得ました。
主演俳優としても頂点に立った岸部一徳さんは、大林宜彦監督をはじめ、市川崑監督、北野武監督からもラブコールを受けて作品の常連として出演するなど、その後も様々な役をこなすバイプレーヤーとして活躍するきっかけとなった作品となったのではないでしょうか。
朝ドラ『ふたりっ子』：1996年49歳
1996年49歳の時に出演したのは朝ドラ『ふたりっ子』です。
大阪市の南側にある下町・天下茶屋と新世界を舞台にした作品で、全く性格の違う双子のヒロインの挑戦と、それを取り巻く人間関係をほのぼのと描いています。
岸部一徳さんは、将棋の『飛将』のタイトル保持者である織田信雄役を演じました。
将棋士らしい着物にメガネ、髭ととってもお似合いでかっこいいですね！
ドラマ『医龍』：2006年59歳
そして、岸部一徳さんいとって初の長編シリーズドラマ『医龍』への出演が2016年59歳の時に決定。
原作はコミック漫画で、天才的な技術を持つ外科医・朝田龍太郎を中心に、医療ミス、抗がん剤治療、院内感染、内科と外科の対立、チーム医療、医局制度と現在医療を取り巻く問題を告発する物語で、ドラマは2006年のシーズン1から2014年のシーズン4まで放送されました。
岸部一徳さんは、明真大学付属病院胸部心臓外科教授を演じ、シーズンが進むに連れ昇進。
全期を通じてチームドラゴンと敵対する人物で、最後まで悪役を貫きましたね！
癖のある気持ち悪い役柄だったのですが、とても存在感があり、全期を通しなくてはならないキャラでしたよね！
ドラマ『ドクターX』：2012年65歳
2012年65歳の頃には長編ドラマ『ドクターX』に出演。
特定の病院や医局に属さない、米倉涼子さん演じるフリーランスの女性外科医の活躍を描き、『私失敗しないので』というセリフは話題に！
大ヒット作となり、2012年のシーズン1から2021年シーズン7まで続き、岸部一徳さんにとっては医龍以上に長編ドラマとなりました。
岸部一徳さんは米倉涼子さん演じる大門未知子が所属する『神原名医紹介所』の所長である神原晶役を演じました。
大門未知子が『師匠』と慕う存在で、二人の掛け合いや神原が飼う愛猫・ベンケーシーとの掛け合い、ドラマの最後で必ずメロンを持って、院長に請求書を持っていく姿などがとても面白く、ドラマには欠かせないキャラクターでしたね！
悪役やあまり笑わない役などが多かった岸部一徳さんですが、このドラマではとてもチャーミングな役柄を演じ、イメージを一気に変えたドラマとなったと言えるでしょう！
ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』：2016年69歳
2016年69歳の頃に出演したのはドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』です。
連続ドラマとしては初めての『刑事専門弁護士』をメイン題材にした『リーガル・エンターテイメント作品』で、1話完結形式のドラマでした。
この作品も人気作となったことから2016年のシーズン1、2018年のシーズン2、そして、2021年には映画化もされています。
主演を嵐の松本潤さんが演じ、岸部一徳さんは主人公の深山が在籍している『斑目法律事務所』の所長である斑目春彦を演じました。
少しふっくらした印象を受けますが、貫禄十分でベテラン俳優って感じですよね！
ドラマ『罠の戦争』：2023年76歳
2023年76歳の時に出演したのが草彅剛さんが主演を演じる『戦争シリーズ』のドラマ『罠の戦争』に出演。
息子を瀕死の重体に追いやった事件の犯人と、それを隠蔽しようとする国会議員への復讐に燃える議員秘書の姿を描いた作品で、岸部一徳さんは、党幹事長で鶴巻派のトップである鶴巻憲一を演じました。
政界を裏を牛耳る黒幕で、ザ・悪役！って感じで存在感を出していましたよね！
岸部一徳さんにぴったりキャラクターになったのではないでしょうか！？
岸部一徳の現在
岸部一徳さんは現在76歳！
変わらずたくさんの作品に出演しており、名バイプレイヤーとして存在感を出しています。
2023年11月に公開される映画『首』にも出演しており、千利休役を演じています。
76歳となった今も元気に俳優生活を続けていますが、2018年には脳疾患を患ったことから、健康にはくれぐれも気をつけて、いつまでもドラマや映画に出演し続けて欲しいですね！
まとめ
今回は、岸部一徳さんの若い頃の画像と現在について紹介してきました。
若い頃の岸部一徳さんは高橋一生さんに似ているイケメンだったことが判明しましたね！
76歳となった現在でも、名バイプレーヤとして活躍している岸部一徳さん。
今後の活躍も楽しみです！
