俳優・声優・タレント・コメンテーターとして幅広く活躍する中尾彬さん。
時代劇や大河ドラマ、ヤクザ映画とこれまで多くの人気作品に出演してきましたね。
今回は、そんな中尾彬さんの若い頃がイケメンすぎると話題になっていましたので、
デビューから現在までを当時の写真とともにお届けします!
中尾彬の若い頃がイケメン過ぎる
中尾彬さんの若い頃が”イケメンすぎる”ということで、
デビューからの活躍を当時の写真とともに振り返っていきましょう!
1962年20歳:映画『夢がいっぱい暴れん坊』
1962年公開映画『夢がいっぱい暴れん坊』は、中尾彬さんのデビュー作です!
この年中尾彬さんは日活ニューフェイスの第5期に合格し、
その後すぐに出演した作品となります。

デビューしてすぐの出演ということで、このまま役者としてやっていくと思われた中尾彬さんですが、もともと目指していた絵画を諦めきれず大学を中退してフランスへ留学。
そして、1964年に帰国した中尾彬さんは劇団民藝に研究生として入団し、
中平康監督・加賀まりこ主演の日活映画『月曜日のユカ』に助演として出演しました!

鼻も高く輪郭がハッキリしていてとってもイケメンですよね♩
中尾彬さんはこの出演をきっかけに”期待の新人俳優”として注目を浴びました。
そして、1975年には映画『本陣殺人事件』で主役の金田一耕助を演じ、
徐々に名前が知られるようになりました。

この頃には色気が増し、大人の男性という雰囲気が漂っていますね。
1978年36歳:ドラマ『暴れん坊将軍』
1978年〜2002年にかけて放送された時代劇シリーズ『暴れん坊将軍』は、
中尾彬さんがブレイクした作品でもあります!

本作で中尾彬さんは、機会あらば天下を狙い、一見穏やかそうに見えるが作戦に失敗した部下をあっさりと見捨てるなど冷酷な性格である悪役・初代徳川宗春役を演じたのですが、
これが当たり役となり一気にブレイクしました。
凛とした表情と和服姿が相まって30代後半でもまだまだイケメンですね♩
ちなみに、中尾彬さんはこの歳から絵画創作を再開して1978年に個展を2回開催したのですが、フランスのル・サロン展で「BUNRAKU・狂乱」が大賞となり、
1982年には「COUNTRY・故郷」が国際賞受賞しています!
俳優業のみならず、当時からとっても多才だったようですね。
1986年44歳:映画『極道の妻たち』シリーズ
中尾彬さんの代表作の1つで、1986年に公開されたヤクザ映画『極道の妻たち』。
本作は女性たちを主人公にした威勢のいいエンターテインメント映画として大好評を博し、新時代のヤクザ映画として東映の一時代を築き上げました!

当時はエキストラに“本物のヤクザ”が入っていたそうで、撮影前に4時間かけて背中に刺青を描いてもらう一方、撮影が終わり風呂場で流すも落ちない人がたくさんいたそう。
さらに、指名手配犯が映り込んでいて騒ぎになったこともあったといいます…
今では考えられない撮影法ですが、
本物を混ぜたからこそよりリアリティがあったのでしょうね!
1998年56歳:ドラマ『GTO』
現代劇の出演が増えるきっかけともなった1998年放送の連続ドラマ『GTO』では、
少しクセのある内山田ひろし教頭を演じました!

3,40代の方であれば、中尾彬さんといえば「内山田教頭」という印象を持っている方も多いのではないでしょうか…?
ダンディさが増し、教頭役が板についていますよね♩
2005年63歳:大河ドラマ『義経』
2005年1月9日〜12月11日に放送された44作目のNHK大河ドラマ『義経』では、
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武将・梶原景時役を務めました。

これまで多数の大河ドラマに出演した中でも、『義経』は代表作として有名です!
それにしても63歳とは思えぬほど若々しく、かなりの迫力がありますね。
2012年70歳:映画『アウトレイジ ビヨンド』
最後にご紹介するのは、
2012年10月6日に公開された映画『アウトレイジ ビヨンド』です。
こちらもヤクザ抗争を描いた物語で、2010年公開の『アウトレイジ』の二作目で前作の続編映画になります。
中尾彬さんは長年に渡って組に貢献し、
幹部の中でも実力者である山王会幹部・富田役を演じています。

長年ヤクザ映画に携わってきただけあって、
本物のヤクザではないかと錯覚してしまうほどの風貌ですね!
とってもかっこいいです♩
中尾彬の現在

今年で81歳を迎えた中尾彬さんですが、現在もドラマや映画などに出演されています!
以前と比べてメディアへの出演が減っているのは、おそらく2007年に急性肺炎および横紋筋融解症と診断されたことが深く関係していると思われます。
中尾彬さんは大病を患ってからタバコとお酒をやめ、仕事もセーブするようになりました。
とはいえ、復帰後にはバリバリ仕事をし、多数の人気作品に出演していますね。
そんな中尾彬さんは嫁・池波志乃さんとともにすでに終活を済ませているそうで、
沖縄・千葉に持っていたアトリエも手放したといいます。
さらに、中尾彬さんのトレードマークでもある「ねじねじ」と言われる首に巻くマフラーも400本あった内の半分は整理したそう…
就活と聞くと少々寂しい気持ちにもなりますが、これからも無理のない程度に元気な姿を見せてほしいですね。
まとめ
今回は、中尾彬さんの若い頃から現在の様子までまとめてみました。
若い頃はもちろんですが、年を重ねても魅力が増してイケメンでしたね!
近年ではメディアへの出演が減ってきてはいますが、
これからも中尾彬さんらしく頑張っていってほしいと思います。