日本を代表するベテラン女優の岩下志麻さん。
彫刻のような美しい顔立ちをされており、とても綺麗な女優さんというイメージが強い岩下志麻さんですが、若い頃もさらに綺麗で可愛いと話題になっています!
そこで今回は、岩下志麻さんの若い頃の画像と現在について紹介していきます。
岩下志麻の若い頃
では早速、岩下志麻さんの出演作と共に若い頃の画像を紹介していきます!
1958年17歳:ドラマ『バス通り裏』
俳優の野々村潔さんと元新劇女優の山岸美代子さんの長女として生まれた岩下志麻さん。
俳優と女優の両親のもとに生まれたことで、岩下志麻さんも自然と女優の道へ進むことになっていたのかもしれませんね!
ちなみに、4代目河原崎長十郎さんは義理の伯父にあたります。
17歳の時、精神科医を目指していた岩下志麻さんだったのですが体調が原因でその夢が破れた時、
父親の知り合いのNHKプロデューサーから気分転換として誘われて出演したのがドラマ『バス通り裏』でした。
10代とは思えない美貌…
既に完成されていますね…
1960年19歳:映画『乾いた湖』女優デビュー
ドラマ『バス通り裏』に出演した岩下志麻さんは、そのまま女優の道に進むことを決意し、19歳の時には映画『乾いた湖』で女優デビュー!
しかも、主役でした!
まだこの頃19歳!
とても落ち着いた雰囲気を醸し出していますよね…
この映画に主演で出演した岩下志麻さんは後に、
と語っているほど、岩下志麻さんにとってこの作品は女優人生において大きな存在となっていることがわかります。
1961年20歳:映画『あの波の果て』
その後も続々と映画に出演していくことになる岩下志麻さんは、血筋・容姿・ムード・全て申し分なしと『第二の岸恵子』として売り出されていくことに…
1961年の20歳の頃には、映画『あの波の果て』で主演に抜擢されました。
この作品は前編・後編・完結編と3部作に渡り公開されるほどの大ヒットを記録し、日本だけではなく台湾でも上映されました。
岩下志麻さんの絶大な人気がわかりますね!
1966年25歳:映画監督の篠田正浩さんと結婚
そして、まだまだ人気絶頂期が続いていた1966年25歳の頃、映画監督の篠田正浩さんとの結婚を発表します。
2人の出会いは岩下志麻さんが女優デビューした映画『乾いた湖』で、監督を篠田正浩さんが務めていました。
その後、篠田正浩さんが監督を務めた映画『暗殺』に岩下志麻さんが出演した際に、撮影後の打ち上げから交際に発展したとのこと。
当時は『結婚=引退』という時代だったため、人気絶頂期だった岩下志麻さんの結婚に周囲は猛反対!
しかし、その猛反対を押し切って結婚。
現在でもおしどり夫婦として知られていますね!
引退と言われていた時代に猛反対を押し切っての結婚だった2人にとって、
順風満帆な結婚生活ではなかったかもしれませんが、
現在でもこのように素敵な夫婦でいられることが結婚して正解という証になっているのではないでしょか。
1972年31歳:CM『メナード』
そして、岩下志麻さんと言えばメナードのCMですよね!
1972年~2000年までの何と28年間出演し続けました!
その記録がギネス世界記録に認定されたとのことです!
正真正銘『メナードの顔』となった岩下志麻さん。
肌の綺麗さが際立っていますね!
1977年36歳:映画『はなれ瞽女おりん』
32歳の頃には歌手デビューも果たしている岩下志麻さんですが、1977年36歳の時に再び夫である篠田正浩さん監督の作品映画『はなれ瞽女おりん』に主演で出演!
この作品で盲目という難しい役を演じた岩下志麻さん。
その演技が高く評価され、
- 第2回報知映画賞主演女優賞
- 第20回ブルーリボン賞主演女優賞
- 第1回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞
など数々の賞を受賞しています。
この年から始まった日本アカデミー賞では、
大ヒット映画となった『黄色いハンカチ』が主要部門を独占していたのですが、
その中での受賞ということで岩下志麻さんの演技力が光った年となったのではないでしょうか!?
1986年45歳:映画『極道の妻たち』シリーズ
そして、1986年45歳の時には、岩下志麻さんの代表作と言っても過言ではない映画『極道の妻たち』シリーズに出演!
このシリーズは10作品制作され、そのうちの8作に主演として出演。
岩下志麻さん演じる極道の妻は本当に迫力があって、かっこよかったですよね!
ちなみに、主演女優は毎回変更される予定だったそうですが、
あまりにも岩下志麻さんがぴったりだったことで、毎回変更予定がなくなったそうです!
極道の妻たちシリーズが始まった1986年には、夫である篠田正浩さん監督の映画『近松門左衛門 鑓の権三』にも主演で出演。
この作品で、『第36回ベルリン国際映画祭銀熊賞(芸術貢献賞)』を受賞しただけではなく、『第10回日本アカデミー賞主演女優賞』にノミネートされました。
1999年58歳:着物デザイナーデビュー
『岩下志麻=着物』というくらい、着物を綺麗に着こなす女優ナンバーワンとも呼び声が高い岩下志麻さんは、1999年の58歳の時に、着物デザイナーとしてデビューしています。
着物メーカーの老舗『京都丸紅』よりブランド『きもの志麻』を発表!
とても綺麗ですね!
2001年60歳:ドラマ『本家のヨメ』
そして2001年の60歳、還暦の頃にはこれまで主に映画に出演してきた岩下志麻さんがドラマ『本家のヨメ』に出演!
漫画作品を原作としてドラマで、岩下志麻さんは嫁とバトルを繰り広げる姑役を熱演!
また違った岩下志麻さんのイメージを確立させましたね!
2011年70歳:ドラマ『トイレの神様』
2011年70歳の頃には、大ヒットした植村花菜さんの楽曲『トイレの神様』をもとにしたドラマ『トイレの神様』に出演。
主人公の幼少期を芦田愛菜さん、成長後を北乃きいさんが演じ、その主人公の祖母役を岩下志麻さんが演じました。
70歳になった岩下志麻さん。
年齢を感じさせない美しさですね!
2016年75歳:ドラマ『鴨川食堂』
2016年75歳の頃には、NHKドラマ『鴨川食堂』に出演。
このドラマで岩下志麻さんは、作法教室の師匠で元料亭の女将であり鴨川食堂の常連役を演じました。
主人公の父の良き理解者であると同時に、主人公の相談相手ということで、物語の主要キャストとして出演。
75歳の岩下志麻さんですが、シミ一つない綺麗な肌でびっくりです!
2020年79歳:ドラマ『七人の秘書』
2020年の79歳の頃には、ドラマ『七人の秘書』に特別出演しています。
本作では、人生初のナレーションを務めていた岩下志麻さんだったのですが、拡大スペシャルで総理大臣の秘書役として出演。
後にシリーズ化や映画化されるなど、人気作品となりました!
岩下志麻の現在
岩下志麻さんは現在82歳!
ドラマ『七人の秘書』以降、夫である篠田正浩さんの看病のため、ドラマ出演などはしていないのですが、岩下志麻さん自身はとても元気で、日々体力が落ちないようにトレーニングをしているとのこと。
2021年、徹子の部屋に出演した際には、コロナ禍でジム通いができなくなったことから、オンラインレッスンを受けており、新しく気功のレッスンも受けていることを明かしています。
しかも、太極拳にも興味を持ち始めたそうです!
82歳にして新たなチャレンジをしている岩下志麻さんのパワーに圧倒されますね!
また、2022年にはUQモバイルの新CM『先代登場編』に出演し、満島光さんとのかけあいがとても面白いと話題に!
岩下志麻さんの『覚悟しいや!』が懐かしく、迫力がありましたね!
このように、82歳になってもなお新しいことのチャレンジし、元気に過ごしていることがわかりました!
色んな役を演じることが多くなってきた岩下志麻さん。
今後どんな役を披露してくれるのか楽しみですよね!
まとめ
今回は、岩下志麻さんの若い頃の画像や現在について紹介してきました。
若い頃の岩下志麻さんはまさに絶世の美女的な可愛さでしたが、今でも82歳とは思えない美貌を保ち、日々トレーニングにいそしんでいることがわかりました。
最近ドラマや映画に出演する機会は減っていますが、また新たな役にチャレンジしている姿を見せて欲しいと思います!