イケメン男性

大村崑の若い頃がイケメンすぎる!デビューから現在の姿を調査

昭和30年代を中心としたテレビ黎明期の軽演劇で爆発的な人気を博し、「崑ちゃん」の愛称で広く大衆に親しまれた大村崑さん。

今回は、そんな大村崑さんの若い頃が”イケメン”だったということで、デビューからのイケメン写真を代表作品とともにまとめていきます!

大村崑の若い頃

大村崑さんの若い頃が”イケメンすぎる”ということで、
デビューからの活躍を当時の写真とともに振り返っていきましょう!

1958年27歳:ドラマ『やりくりアパート』

亡き父の影響で好きだった喜劇の世界へ足を踏み入れた大村崑さんは司会の勉強をし、コメディアンとしての下積み時代を経て、三木のり平からヒントを得たと言われる

「ずれ落ちたロイド眼鏡」と、とぼけた芸風で黎明期のテレビ進出を果たしました!

1958年4月6日から放送が始まったドラマ『やりくりアパート』では、茶川一郎、佐々十郎とともにの学生役で人気を獲得しています。

大村崑さんのずれ落ちたロイド眼鏡は、世間に印象付けるためだったのでしょう。

狙い通り、すぐに名前を覚えてもらうことができたようです♩

1959年28歳:ドラマ『番頭はんと丁稚どん』

1959年には、茶川・佐々・芦屋雁之助・芦屋小雁らと共演した『番頭はんと丁稚どん』での“丁稚の崑松”役でさらに知名度をグンと上げました。

また、この年大村崑さんは雁之助・小雁・由美あづさらとともに『劇団・笑いの王国』の結成に携わり、座長に就任します。

(芦屋小雁 / 大村崑 / 芦屋雁之助 / 花登筺)

28歳にして座長というのは本当に凄いですね…!

劇団笑いの王国のメンバーと映る写真はいつものおとぼけ感がなく、
爽やかでとってもイケメンです♩

そして、『笑いの王国』が全面的に関わった『頓馬天狗』の主役を務めた大村崑さんはこれがきっかけで人気を決定づけました。

とぼけたキャラクターながら秘薬を飲むと抜群の剣の腕となり、左手だけの「片手抜刀」など、毎回身軽でトリッキーな殺陣をみせる大村の「尾呂内南公」は、

当時の子供たちを中心に絶大な支持を受け「崑ちゃん」の知名度を全国区に広めたのです。

(大村崑 / 三木のり平)

雰囲気や顔までそっくりです…!

やはり元の顔が整っているので、おとぼけキャラでもカッコ良さが滲み出ていますね♩

1965年34歳:大塚製薬のCM『オロナミンC』

1965年34歳の時から放映が始まった『オロナミンC』のCMでは、

「オロナミンCは小さな巨人です」

をキャッチコピーに昭和40年代には街中に「ソフト帽にずれ落ちた眼鏡姿」でオロナミンCを手にする大村のホーロー看板が設置されました!

この看板のインパクトは抜群で、大人から子どもまで知らないものはいないまでのものとなり、創業者の大塚家とは親戚同様の付き合いがあるといいます。

こんなにも大きな看板だと、街中を歩くだけでも自然と目に入ってきそうですよね!

どれほどの人気があったのかよく分かります。

1975年44歳:連続テレビ小説 『おはようさん』

44歳から45歳にかけては、NHK連続テレビ小説第16作『おはようさん』にて「町田勘助」役で出演しました。

本作は大阪の街を舞台にワリカンで共同生活を始めた鮎子・彩子・美紀の3人娘が、恋や友情、仕事を通じて次第に新しい連帯感を得る姿を明るくユーモラスに描いた物語です。

ちょび髭が似合っていますよね!

40代後半に差し掛かる年齢とのことですが、そこまで老いた感じもしませんし、この時ならではの魅力があってかっこいいです♩

1985年54歳:映画『薄化粧』

1985年には、1950年に別子銅山の社宅で起きた実際の事件(西村事件)に基づいた西村望の同名小説を原作とする映画『薄化粧』にて刑事の「松井捨蔵」役で出演しました!

(川谷拓三 / 緒形拳 / 大村崑)

妻子を殺した上に刑務所を脱走した男の生きんがための逃亡生活を描いたこの作品は、五社英雄監督らしい生々しい演出がリアル感を増していると高い評価を得た作品です!

どの作品でもトレードマークのメガネは欠かせないようですね。

54歳の大村崑さんは渋みが増し、若い頃とはまた別のカッコ良さがあります!

1992年61歳:『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車』シリーズ

1992年にスタートした『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ』では、山村紅葉とのコミカルな掛け合いで再び注目を集めました!

大村崑さんは、石原葬儀社の専務でバツイチの関西人「秋山隆男(あきやま たかお)」役で出演しています。

61歳とは思えぬほど若々しく、背筋もまだまだまっすぐですね!

2003年72歳:連続テレビ小説『てるてる家族』

池田市栄町にあるサカエ町商店街を舞台に、なかにしの妻・石田由利子とその家族をモデルにした小説を原作とした連続テレビ小説の第69作『てるてる家族』では、

建設会社を経営し、五月山の豪邸に住む「佐藤 通夫(さとう みちお)」役を演じました。

当時72歳とのことですが、この頃からやっと年相応の見た目になってきましたね。

今までが若すぎたのかも知れません…!

2018年87歳:大河ドラマ『西郷どん』

最後にご紹介するのは、2018年1月7日〜同年12月16日まで放送されたNHK大河ドラマ第57作『西郷どん』です。

NHK大河ドラマとしては平成のうちに最終回を迎えた最後の作品で、大村崑さんにとっては初の大河ドラマとなりました。

そしてなんと、大河最高齢出演を記録しました!

大村崑さんは西郷隆盛の祖父を演じたのですが、珍しくトレードマークの眼鏡がありませんね!

出演が決まった時にはこんなコメントをしていました。

大河ドラマの最高齢出演らしいですわ。この年になって初めて出してもらいまして、役者冥利に尽きますよ。講演に行って「大河に出ます」と話すと、「おめでとうー」って拍手が起きるんですから。

引用元:サンスポ

大村崑さん自身もかなり嬉しかったようですね!

それにしても、87歳を迎えてもバリバリ活躍しているそのパワフルさにはつくづく驚かされますね…

大村崑の現在

2023年で92歳を迎え、半世紀以上も芸能界で輝き続ける大村崑さん。

もともとは虚弱体質で、小1のときに左目にボールが当たり弱視に、小3で難聴に、20歳になる直前には結核を患い、右肺を切除するという満身創痍ぶり。

そして、医師からは40歳まで生きられないと宣告された過去も…

しかし、そんな運命を変えるべく芸能界へと足を踏み入れた大村崑さんは、現在もバリバリお仕事を続けています!

86歳からは筋トレに励み、体力年齢は驚きの50代なんだそう…!

努力の賜物ですね。

そんな大村崑さんの”元気ハツラツ”なヒケツを明かしたエッセイ本『崑ちゃん90歳 今が一番、健康です!』も発売中です♩

筋トレを始めたきっかけについては、こんなエピソードを明かしていました。

「決定打は(妻)瑤子さんとジーンズを買いに行ったとき。瑤子さんはおしゃれな人やからね、ポコーンと突き出た僕のお腹を見て『もうええわ』と店を出てスタスタ。

瑤子さん、おいてかんといてーって追いかけたけど、情けないことに僕はヨタヨタ歩き。それから少し経った頃に瑤子さんが誘ってきたんです。『一緒にジムに行かへん? お腹へっこまそう』って」

引用元:ORICON NEWS

こうしてジムに通い始めた大村崑さんは、最初は出来なかったスクワットも徐々にできるようになり、今では“スクワットの崑ちゃん”と呼ばれることも!

きっかけはともあれ、継続していることが凄いですよね。

これからも無理はせずに、元気ハツラツな姿を見せてほしいですね♩

まとめ

今回は、大村崑さんの若い頃から現在までをまとめてみました。

若い頃からイケメンで、さらに面白さまでも持ち合わせるという魅力に溢れた大村崑さんは、92歳を迎えた現在も元気そうで安心しました。

人気があるのもそうですが、人柄がいいからこそ厳しい芸能界で生き残れてきたのでしょうね。

そんな大村崑さんの今後に期待して、温かく見守っていきたいと思います!