イケメン男性

高倉健の若い頃がイケメンすぎる!俳優デビュー時からの画像を振り返り

半世紀以上に渡り日本映画界をリードしてきた俳優の高倉健さん。

今回は、そんな高倉健さんの若い頃が”イケメンすぎる”ということで、
デビューからの代表作品を当時の写真とともにお届けします!

高倉健の若い頃がイケメンすぎる

高倉健さんの若い頃が”イケメンすぎる”ということで、
若い頃から現在までの活躍を当時の写真とともに振り返っていきましょう!

1956年25歳:映画『電光空手打ち』で俳優デビュー

高倉健さんは、1955年に大学時代の知人のつてで当時美空ひばりさんが所属していた新芸プロのマネージャーになるため喫茶店で面接を受けたのですが、

ちょうど居合わせた東映東京撮影所の所長で映画プロデューサー・マキノ光雄さんにスカウトされ、東映ニューフェイス第2期生として東映へ入社しました。

こちらが高倉健さんの貴重な20代の写真です⇩

全体的に整った顔立ちと綺麗な鼻筋が相まってとってもイケメンですね!

もともと役者志望でなかった高倉健さんはこの頃どうにもやる気が出ず、俳優座研究所では”落ちこぼれ”と言われていた無名の新人俳優でした…

しかし、翌年の1956年の映画『電光空手打ち』でデビューにして主役に抜擢!

その後もアクション映画・喜劇・刑事物・青春物・戦争映画・ミステリ映画など、幅広く現代劇映画に主演・助演したことで東映の期待は大きかったようですが、

どの作品もヒットせず。

芝居の硬さが目立ち、見え隠れする暗い陰や低音の声もあいまって派手さや洗練さに欠ける地味で暗い雰囲気が漂っていました。

1964年33歳:映画『日本侠客伝』で大ブレイク!!

高倉健さんは、1963年の任侠映画のさきがけ的作品「人生劇場 飛車角」で準主役・宮川役に起用されると、強烈な印象を残して任侠映画スターとしての足がかりを掴みました。

そして、翌年の映画『日本侠客伝』で主演に起用され、
寡黙な立ち姿と眼力が東映任侠路線でその威力を発揮し映画は大ヒットを記録!

これを機に無口で禁欲的な任侠道を貫く男”という像を壊さぬよう真の映画スターとしての生き方を貫くため、

自らを厳しく律して酒を飲まず、筋トレを続けたりとストイックなイメージを確立するためにたくさん努力されていたようです。

以降、仁侠映画を中心に活躍した高倉健さんは、

  • 1964年から始まる『日本侠客伝シリーズ』
  • 1965年から始まる『網走番外地』シリーズ・『昭和残侠伝シリーズ』

などに出演し、東映の看板スターとなったのです。

この頃の”無口で堅物”なイメージは
高倉健さんの右に出る者はいないと言っても過言ではないでしょう!

凛とした表情がすごく魅力的ですね♩

1977年46歳:映画『幸福の黄色いハンカチ』

ヒット作の1つである映画『幸福の黄色いハンカチ』で主演を務めた高倉健さんは、

第1回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞と、第20回ブルーリボン賞の主演男優賞のダブル受賞に輝きました!

10年以上出演し続けた仁侠映画のイメージから脱却したこの時期のアカデミー賞は、
高倉健さんの役者人生において大きな後押しとなったのです。

その後も数々の作品に出演した高倉健さんは、合計4度の日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞、2度のブルーリボン賞の主演男優賞に輝いています。

また、ちょうどこの頃アメリカ映画や中国映画などの海外作品にも出演しており、
1998年には紫綬褒章を受章しました。

紫綬褒章とは、学術・芸術上の発明・改良・創作などの業績がある人に授与されるもの。

素晴らしい功績ですね。

1982年51歳:映画『海峡 』

1982年10月16日に公開された映画『海峡』は東宝創立50周年記念作品であり、高倉健さんのほか、吉永小百合・森繁久彌・三浦友和など豪華なキャストが勢揃いしました。

本作は本州と北海道を地中でつなぐ青函トンネルの完成に情熱を燃やした男性と、彼の周囲が織り成す多彩な人間模様を重厚なタッチで綴った壮大なヒューマンドラマとなっており、

工事が終盤を迎えるクライマックスは特に感動的で、大きな反響を呼びました!

この頃の高倉健さんは渋みとダンディーさが増し、”THE 漢”という感じでとってもかっこいいですよね♩

1994年63歳:映画『四十七人の刺客』

代表作の1つである映画『四十七人の刺客』は、”日本映画誕生100周年記念作品”として東宝の威信を賭けて製作された作品です。

前述した『海峡』もそうですが、
記念作品のたびに主演に抜擢される高倉健さんが本当に凄いですよね…!

それほどどの監督も彼の演技を高く評価しているのでしょう。

2012年81歳:映画『あなたへ』

最後にご紹介するのは、高倉健さんの遺作となった映画です。

降旗康男監督・高倉健主演で公開された映画『あなたへ』は、高倉健さんにとって205本目の出演映画であり、監督の降旗と組んだ20作目にあたります。

現場では高倉健さんが撮影に臨むと現場の緊張感が一気に高まる一方で、エキストラで参加した赤ちゃんの頭をなでたり市民に声をかける気さくな一面もあったといいます。

役者としての生き様も素敵ですが、お堅いイメージに反して優しい人柄も愛される理由なのでしょうね。

高倉健の死因は悪性リンパ腫

2014年11月10日、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で死去した高倉健さん。

83歳でした。

高倉健さんは2009年頃に1度「前立腺ガン」を患うも、手術と抗がん剤治療でなんとか復活しました。

しかし、2013年に毎年行われる経過検査で「悪性リンパ腫」が発覚。

ただ、当時はそれほど病状が悪くなかったため投薬治療をしながら仕事を続けていたのですが、日に日に腰の痛みが激しくなり、リンパ腫の転移が発覚しました。

高倉健さんにとっての最後に仕事である「健康家族」のCM収録に参加した際には、
点滴を受けながら現場に向かったとか…

現場では、関係者が体調が悪いとは全く気がつかないほど、いつもと変わらぬ様子で撮影に挑んでいたんです。最後まで“プロの役者”としての矜持を守り通したんです。

引用元:NEWSポストセブン

現場スタッフや周囲に悟られないよう痛みを耐えていたのでしょう…

そして2014年10月上旬には腰の痛みが限界に達し、入院することに。

それでも高倉健さんは復帰を目指して懸命な治療を続けていたそうですが、その願いは叶わず最期は関係者に見守られ、安らかな笑顔で息を引き取ったそうです。

辛い中最後まで役者として生き抜いた高倉健さんは本当に素晴らしい方ですね。

こうして、59年という長い役者人生に幕を閉じました。

まとめ

今回は、高倉健さんの若い頃の写真を代表作品とともにまとめてみました。

最初は役者に興味がなかった高倉健さんですが、
やるからには徹底してこなす姿が人として本当にかっこいいですね。

そして、噂通り若い頃がとてつもなくイケメンでした!!

素敵な作品をたくさん届けてくれた高倉健さんには感謝ですね。