数多くの名作、ヒット曲を生み出してきた加山雄三さん。
音楽家としてはギタリスト・ピアニスト・ウクレレ演奏者として、このほか画家としても活動していますね。
今回は、そんな加山雄三さんの若い頃がかなりのイケメンだったということで、デビューから現在までを当時の写真とともにお届けします!!
加山雄三の若い頃がイケメン過ぎる
加山雄三さんの若い頃が”イケメンすぎる”ということで、
デビューから現在までの活躍を当時の写真とともに振り返っていきましょう!
1960年23歳:『男対男』で映画デビュー!
1960年に東宝に入社した加山雄三さんは、
同年8月14日公開映画『男対男』で映画デビューを果たしました!

右下に小さく映る、黄色い服を着た男性が加山雄三さんです!
キリッとした表情も相まってとってもイケメンですよね♩
また、加山雄三さんはこの年戦争映画『独立愚連隊西へ』で初主演を飾っています。

東宝に入社した年に映画とドラマ初出演という、好調なスタートだったようですね。
1961年24歳:『若大将シリーズ』でブレイク
1961年から1971年に渡り放送された全17作から構成されるドラマ『若大将シリーズ』は、加山雄三さん主演の青春映画で代表作の1つです!

爽やかな好青年という印象ですごくカッコいいですね♩
この頃の加山雄三さんは、宝田明さんに代わって東宝の若手看板スターとして大活躍しており、黒澤明・成瀬巳喜男・岡本喜八といった名匠の作品にも多く出演しています。
また、この年に『夜の太陽』で歌手デビューも果たしており、
後のフォークソングやニューミュージック全盛時代に先立つ日本におけるシンガーソングライターの草分け的存在であり、日本で初めて多重録音を手がけた歌手でもあります!

俳優、歌手として絶好調だったようですね!
そして、1965年12月に映画『エレキの若大将』主題歌として発売された『君といつまでも』はレコード販売350万枚の大ヒットを記録しています。

この頃加山雄三さんは28歳ですが、デビュー当時と比べて大人の色気が増していますね!
1967年30歳:映画『日本のいちばん長い日』
加山雄三さんの代表作の1つ映画『日本のいちばん長い日』は、本作をきっかけとし「東宝8.15シリーズ」として全6本の映画が製作された作品です。

原作は半藤一利氏による日本のノンフィクション書籍で、
当時のリアルな戦争時代の背景がよく分かる作品となっています。
私生活では株式会社パシフィック・ジャパンの取締役に就任しているのですが、1970年3月に23億円の負債を抱え倒産してしまいます…
ホテルは18億円で売却され監査役だった加山雄三さんは、父と共に巨額の債務を抱えることとなるのですが、最終的に10年で完済したようです。
加えて、1970年には女優松本めぐみさんとの結婚でも世間を騒がせました。

当時2人は人気絶頂期だったため、驚いた方も多かったことでしょう。
また、イケメンとして定評のあった加山雄三さんの結婚報告にショックを受けたファンも多数いたようです。
それにしても美男美女で絵になるお二人ですね…
1978年41歳:ドラマ『大追跡』
1978年4月4日〜1978年9月26日にかけて放映された加山雄三さん主演の刑事ドラマ『大追跡』は、人気を取り戻すきっかけとなった作品でもあります。

というのも、加山雄三さんは松本めぐみさんとの結婚後、映画出演の減少も相まってかつてない不遇の時代を迎えていたのです…
これに伴い活動の主軸をテレビに移したりと方向転換し、他にも『江戸の旋風』『ぼくの妹に』などのドラマなどに出演したり、
ドラマの挿入歌である「ぼくの妹に」のヒットで徐々に息を吹き返したのでした。

デビュー以降ずっと好調な人生を歩んでいたと思われがちですが、
不調な時期もあり試行錯誤して乗り越えていたのですね。
1984年47歳:映画『零戦燃ゆ』
柳田邦男氏によって書かれたノンフィクション映画『零戦燃ゆ』は、制作費15億円を投じて制作されたと言われています。

本作で加山雄三さんは海軍大将「下川万兵衛」を演じました!
当時47歳ということですが、まだまだ老いを感じさせない若若さがありますね♩
歳を重ねてもイケメンというのは持って生まれた才能の1つですね…
1992年55歳:ドラマ『夏の嵐!』
最後にご紹介するのは、
1992年8月13日 – 9月24日に放送されたドラマ『夏の嵐!』です。

本作は『社長になった若大将』が視聴率不振で打ち切られた為、急遽製作された作品です。
加山雄三さん演じる「謙太郎」と近藤真彦さん演じる「謙介」の親子と、2人の女性の愛憎をメロドラマ風に描いた大変シリアスなサスペンス・ストーリーとなっています!
加山雄三の現在

加山雄三さんは現在、”自立型ケア付き住宅で奥さんと生活”しているようです!
というのも、加山雄三さんは2019年に脳梗塞を発症し、2020年秋には小脳出血のため活動を休止していました。
その後2021年春に仕事復帰を果たしていたのですが、次第に思うように声が出せなくなり
「歌えなくなってやめるのではなく、まだ歌えるうちにやめたい。最後までいつも通り歌う。それが一番なんだ」
という思いから、2022年をもって歌手活動から引退しました!
歌番組も少ない加山雄三さんにとっては、
コンサート活動をやめることは表舞台から去ることを意味します。
最後に豪華客船で行われた海上コンサートでは、ファンへ感謝の気持ちを伝えていました。
「みなさん、長きにわたる応援本当にありがとうございます。感謝しております。活動を始めて60年もの間、音楽を作り歌い続けてきました。
そしてたくさんの人との出会いと、幸せをいただきました。歳をとることで様々なことを続けていくことの大変さを実感しております。
しかしながら、その時々で精一杯目の前のことに 真摯 に向き合ってきました。コンサート活動は年内をもってケジメをつけようと思いますが、これからも音楽は親友であり大切にしていきたいと思います。最後のライブ、みなさんで楽しみましょう!」
引用元:讀賣新聞
60年以上ステージで歌い続けた加山雄三さんファンからすると
悲しいことではありますが、
と後悔のない様子でした。
そんな加山雄三さんの現在の生活はとても充実しているそうで、妻・松本めぐみさんに栄養の管理をしてもらっているそうです!
さらに、会社の人間と街を歩いたり、
滑舌良く喋れるよう言語トレーニングを行っているとのことでした。
半世紀以上芸能界のトップを走り続けた加山雄三さん。
これからは奥さんとの時間を大切に、ゆっくりと過ごしてほしいですね!
まとめ
今回は、加山雄三さんの若い頃から現在までをイケメン写真と共に振り返ってみました。
噂通り、若い頃の加山雄三さんはかなりのイケメンでしたね…!
女性ファンが多くいるのも納得です。
そんな加山雄三さんは、現在芸能活動から離れ、妻・真威人さんと共に自宅で過ごしているとのことですので、これまで頑張った分ゆっくりしてほしいと思います。