1981年にデビューして以降、今もなお最前線で活躍する女優の田中美佐子さん。
若い頃に培った演技力と持ち合わせの美貌でこれまで多くのファンを獲得してきた田中美佐子さんは、当時から整った容姿がアイドルと並ぶほどの可愛さだったようです!
今回は、そんな田中美佐子さんの若い頃の可愛さを証明するべく、デビューから現在までを代表作品とともに時系列でお届けします。
田中美佐子の若い頃
田中美佐子さんの若い頃が可愛すぎるということで、1980年代から〜2000年代までを代表作品とともに振り返っていきましょう。
1982年22歳:デビュー作『想い出づくり。』
田中美佐子さんは、松徳女学院高等学校(現:松徳学院高等学校)を卒業後、東洋女子短期大学英語英文科に入学し、在学中は劇団ひまわりで演技を磨いていました。
その後、1981年にドラマ『想い出づくり。』でデビューを果たします!


まだ幼さは残っていますが、初々しくとっても可愛いですね!
本作品は1981年当時の社会環境がリアルに描かれており、結婚までに何か想い出を作ろうと必死に励む適齢期を迎えた3人の女性達の日常を描いたドラマです。
平均視聴率はなんと「15.2%」と高く、20年以上経った今でも昔の田中美佐子さんを見るためにドラマを見返すファンがいるほど人気が高い作品です。
脚本家・山田太一さんの代表作としても知られていますね!
1980年代の代表作品
女優としてまだまだ駆け出しの1980年代。
デビューして間もない時期でしたが、田中美佐子さんは映画初出演にして主演を獲得し、ドラマや火曜サスペンス劇場などでも主演を勤め、
その美しさとともにどんどん知名度を上げていきました。
1982年23歳:映画初出演『ダイアモンドは傷つかない』
田中美佐子さんが映画初出演にして主演を務めた代表作『ダイアモンドは傷つかない』。

前述した連続ドラマ『想い出づくり。』の好演により、本作の主役に抜擢されました!
本作は妻・愛人もいる中年男性と女子大生の奇妙な同棲生活を描いた内容となっています。
田中美佐子さんはこの作品で演じたフルヌード等の体当たり演技が評価され、第6回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
これにより、岸本加世子さん・田中裕子さんに続く大型新人と大きな話題に…!
また、当時はまだ女優の映画初出演が主役ということはかなり珍しかったため、
この出演をきっかけに知名度をどんどん上げていったのです。
そして、この頃から田中美佐子さんが可愛すぎると話題になり、雑誌の表紙やCMにも抜擢されるように…!

こちらの画像は1983年から放送されたライオン 「植物派のJONA」のCMです。
清楚系でとっても綺麗ですね!
1986年27歳:ドラマ『愛の嵐』
幻の名作とも言われる田中美佐子さん主演のドラマ『愛の嵐』は、1986年6月30日〜10月3日の月曜から金曜に東海テレビ・フジテレビ系で全69話が放送された昼ドラマです。
本作で田中美佐子さんはヒロイン・大河原ひかるの青年期を演じました。

田中美佐子さんは27歳でした。
デビュー当時と比べて成長した演技力と大人の魅力で、ますます飛躍するきっかけともなった作品です!
20代後半ともなると、大人の色気が増してとってもお綺麗ですね♩
1990年代の代表作品
女優として演技が板に付いてきた1990年代。
デビュー作や映画初出演にして主演を勝ち取ったという功績から、どんどん出演作が増えいき、80年代とは違った大人の色気で多くのファンを魅了しました。
1992年33歳:ドラマ『十年愛』
1992年10月16日より毎週金曜日にTBS系列の「金曜ドラマ」枠で放送されていたドラマ『十年愛』は、田中美佐子さんとダウンタウン・浜田雅功さんが主演を務めました。

本作はつかず離れず、結婚まで行かないという微妙な男女の10年にわたる友情関係描いた作品で、1話ごとに1年分のストーリーが進行します。
最終話では第1話から10年後になっているという斬新なコンセプトで注目を集め、舞台となる時代に流れていたニュースや家電を持ち入り、細部までこだわった演出だったようです。
心情の変化を表現するのが難しい役柄だったようですが、田中美佐子さんは見事演じきりました!
1995年36歳:ドラマ『セカンド・チャンス』
1995年4月14日から毎週金曜日にTBS系の「金曜9時」枠で放送されたドラマ『セカンドチャンス』は、
題名の通りシングルマザーとシングルファザーが出会い、次第に惹かれあう中で周囲の反対を乗り越えながら結婚するまでを描いたコメディドラマです。

当時田中美佐子さんは36歳ですが、30代とは思えぬほど若々しいですよね。
平均視聴率は16.7%と高く、主題歌である 岡本真夜さんの「TOMORROW」も大ヒットを記録した名作の一つです!
当時16歳だったKinKi Kidsの堂本剛が田中美佐子の長男役として出演したことでも話題となっていましたね。
また、私生活では元付き人でお笑いコンビ「Take2」として活動を始めたばかりだった深沢邦之さんと結婚し、注目を集めました。
1996年37歳:ドラマ『Age,35 恋しくて』
1996年4月18日からフジテレビ系の「木曜劇場」枠で放送されたドラマ『Age,35 恋しくて』は、記念すべき木曜劇場シリーズ第50作目の作品です。
本作は35歳のW不倫から転換点を迎える夫婦を描いた大人のラブストーリーで、原作は1994年〜1995年にかけて連載された柴門ふみさんの漫画『Age,35』です。

連続ドラマとしては初めて全編通してカメラにピンク色のフィルターをかけて撮影する手法が取られ、この手法はのちにさまざまな作品に活用されました!
田中美佐子さんは中井貴一さんの妻役で出演し、リアルな夫婦の掛け合いが高く評価されていたようです。
2000年代の代表作品
2000年代では演技の振り幅がさらに増え、大河ドラマに出演したりと安定した演技が多くの人々の目に留まったようです。
40代を超えてもなお美しい田中美佐子さんに注目しつつ、当時話題となった代表作品をご覧ください!
2005年46歳:ドラマ『ブラザー☆ビート』
2005年10月13日〜12月22日までTBS系列で放送された連続ドラマ『ブラザー☆ビート』は、俳優・赤井英和さんと夫婦役で出演しました。

本作は母親と3人のイケメン息子達の間にある家族の絆、それぞれの家族の職場や恋愛などを端的に描いた作品です。
長男役には玉山鉄二さん、速水もこみちさん、中尾明慶さんと豪華な顔ぶれですね。
これより少し前、田中美佐子さんは子供の出産と育児で活動を休止していたのですが、本作をきっかけに女優復帰し、以降精力的に活動を再開させました!
2006年47歳:ドラマ『14才の母』
2006年に放送された連続ドラマ『14歳の母』は女優・志田未来さんが主演を務め、題名の通り14歳にして妊娠し、さまざまな葛藤と苦悩を描いた作品となっています。

田中美佐子さんは本作で志田未来さん演じる「一ノ瀬 未希」の母親役を務めました。
このドラマはかなりインパクトが強いストーリーだったために、現在も記憶に残っている方は多いのではないでしょうか…
また、本作は平均視聴率18.6%の大ヒット作品で、最終回の平均視聴率22.4%、瞬間最高視聴率28.7%を記録し、以下の賞を獲得しています!
- 「ギャラクシー賞 2006年12月度月間賞」
- 「第44回ギャラクシー賞」
- 「平成19年日本民間放送連盟賞」
2009年50歳:ドラマ『天地人』
最後に紹介するのは、2009年1月4日〜同年11月22日まで放送されたNHK大河ドラマ第48作『天地人』です。
主演は妻夫木聡さんが務め、天下人・豊臣秀吉(笹野高史)にも見込まれた上杉家家臣・直江兼続(妻夫木聡)の人生を描くドラマです。

田中美佐子さんは兼続たち兄弟の生母「お藤」役として出演しています。
この時田中美佐子さんは育児にも追われていた時期なのですが、後のインタビューで
と撮影時の心境を語られていました。
田中美佐子の現在

田中美佐子さんは、現在も変わらずドラマや映画に出演し続ける人気女優です。
今年でデビュー42周年を迎えますが、
衰えることなく安定した演技と美しさで作品の主要人物を演じています!
私生活では2023年6月7日に深沢邦之さんとの離婚を発表し、新たなスタートを切りましたが、今後も女優業は続けていくようです。
時代劇からシリアス・ドラマ、コメディーまで何でもこなしてきた田中美佐子さんですが、まだまだ新しい役を見ることができそうですね♩
まとめ
今回は演技派女優・田中美佐子さんの若い頃の代表作品を時系列で紹介し、どんな人生を歩んできたのかをまとめてみました。
デビュー以降、人気を落とす事なく作品に出演し続けているのは本当に凄いですよね。
年々魅力が増していく田中美佐子さんですが、若い頃はアイドルと並ぶくらい綺麗でした♩
これからも素敵な作品を届けてくれることを願って、応援していきたいと思います。